在宅でも高度な医療を
自力で通院することが難しい透析患者さんにとって嬉しいのが、クリニックの送迎サービスです。専門のスタッフが自宅から病院のベッドまで連れて行ってくれるので、家族にとっても安心です。この送迎サービスですが、クリニック毎に内容が異なっているので、利用する時には事前にその内容を確認するようにしましょう。
増え続けるリンパ球
悪性リンパ腫とは、血液中のリンパ球が増殖する病気です。血液のガンとも呼ばれていますが、治療は手術ではなく、抗ガン剤によっておこなわれます。また、リンパ球が多い部分への放射線の照射や、正常なリンパ球を作る造血幹細胞の移植がおこなわれることもあります。早期治療により、5年後生存率は90%以上になります。
免疫療法の進化
樹状細胞療法は、体内のキラーT細胞にがんに関する情報を与えることで、キラーT細胞ががん細胞のみを殺すという治療法です。本来樹状細胞はがん細胞を攻撃しませんが、この治療法では樹状細胞は密告役のような役割を果たします。 副作用が少なく、医療現場では他の治療法とも併用した治療で実績を積み上げています。
腸管に内容物が詰まる病気
時には死に至る怖い病気
腸閉塞は食べ物と消化液、ガスなどが肛門の方向へ進めなくなり、大腸や小腸の中で充満してしまう病気です。腸閉塞になると腸が拡張して張ってしまい、キリキリとした痛みを繰り返します。また状態によっては激痛を伴い、腸内の内容物が行き場を失い逆流し、嘔吐することもあります。腸閉塞を起こす原因は、腸の外側と内側にある場合の二通りがあります。腸の外側に原因がある場合は、腸と腹壁、または腸同士の癒着が原因となります。癒着は開腹手術の際に腸管が炎症を起こす事で必ず起こるものであり、腸がねじれたり、圧迫されたり、折れ曲がったりする原因となります。腸の内側に原因がある場合には、大腸ガンなどの他の病気が原因となります。また便秘による硬い便が腸閉塞の原因となる事もあります。
治療は保存的療法を優先
腸閉塞の治療は出来るだけ手術による治療は避けるのが一般的で、保存的療法を優先して行われます。その理由は、開腹手術することで新たに癒着をつくる原因となるためで、いっそう腸閉塞になりやすくなるからです。症状が軽い場合には、食事と水分補給を止めて消化器官を休め点滴により経過を見ます。それでも症状が合改善されない場合や、お腹の張りや痛み、吐き気が激しい場合に、胃まで届く胃管と言われる管、若しくは小腸まで届くイレウス管を鼻から挿入し小腸まで通し、腸内の内容物を排出して圧力を下げる方法をとります。内容物を排出した後には、イレウス管から造形剤を注入し管造形を行い患部が改善したかを調べます。治療は保存的療法を優先して行われますが、改善しない場合や発症を繰り返す場合には手術を行う事になります。